研究室の運営方針
学部生のスケジュール
- 3年後期: 9月-12月: みんなで精度保証付き数値計算の基礎を勉強しましょう!
- 3年後期: 12月: 研究ネタを決定します.
- 3年春休み: 1月-3月: 個別に週1回の研究ゼミ(30分ほど)を行います.春休み期間中のため,オンラインも可.
- 4年前期: 4月-7月: 個別に週1回の研究ゼミ(30分ほど)を行います.また,精度保証付き数値計算のプログラムの実装法についてみんなで勉強しましょう.また,7月にはこれまでの進捗をプレゼンテーション及びポスターとしてまとめ,ゼミ中に発表してもらいます.
- 4年夏休み: 個別に週1回の研究ゼミ(30分ほど)を行います.また,学科全体の中間発表会もあります!
- 4年後期: 9月-11月: 研究の仕上げを行います.数値実験を取りましょう!
- 4年後期: 11月: 卒業論文の初稿を提出してもらいます.
- 4年後期: 12月: 卒業論文の最終提出をして下さい.
- 4年後期: 1月: 卒業論文の梗概提出と卒業論文の発表!
- 時間があるときに: ゼミ合宿に行きましょう
修士のスケジュール
- 4年後期: 2月-3月: 自身で修士の研究テーマを探してみましょう!与えられたテーマを研究することは簡単です.最も難しい自分で研究課題を見つけることにチャレンジしてください.毎週,個別ゼミ(1時間)を行います.
- 修士1年: 5月-6月: 学会発表(JSIAM or JSST)の申し込みをしましょう
- 修士1年: 9月: 学会で発表をしましょう
- 修士1年: 2月: 専攻の中間発表
個別ゼミについて
毎週の個別ゼミでは教員(関根)と1対1で30分間のゼミを行います.
個別ゼミでは以下の資料を用意してください:
- TeXで書いたその週の進捗と成果
- わからなかったところ,詰まったところ
- 次週までの課題
数学は定義・定理・証明のため,大きく変わることはありません.
常にTeXでメモを書くことで,卒業論文の執筆時にメモを再利用できるようにしましょう.
コアタイム
コアタイムは個別ゼミの時間(週1日30分)とみんなで勉強するゼミ(週1日2時間)です.
それ以外には時間的な拘束はありませんが,毎週,進捗報告ができるように,自身で時間調整して研究をしましょう.
研究する場所
関根研の研究は数学が主になるため,場所を問わず研究ができます.
そのために,個別ゼミで進捗が確認できている場合は,ゼミ以外は研究室に来ることを必須としていません.
研究室で研究することももちろん良いですが,他人に迷惑を掛けなければ,自宅やカフェなどどこで研究をしても構いません.
但し,個別ゼミで進捗が確認できないことが続いた場合は,その人に限り研究室に来ることを必須にすることもあります.
勉強する知識
- 数値計算(特に精度保証付き数値計算)
- 関数解析
- オブジェクト指向プログラミング(C++)
関根研にあう人
関根研は自由度が高い分,数学の勉強も必要になります.そのために,下記に該当する人は関根研にマッチしています:
- マメに自分で研究を進められる
- 考えることが好き
- 数学が好き ※数学ができることは求めていません
その代わり,下記のような理由だけで選ぶことはお勧めしません:
- 研究室がゆるそうだから
- 先生が優しそうだから
研究テーマ例
関根研の研究は数値計算全般を精度保証付き数値にすることです.そのために研究対象は幅広く,さらに,効率化や新しいアルゴリズム,実装など多岐にわたります:
- 半線形偏微分方程式の解の精度保証付き数値計算(←関根の主たる専門)
- 常微分方程式の解の精度保証付き数値計算
- 精度保証付き数値線形代数
- 精度保証付き数値積分
- 精度保証付き数値計算の高速化(SIMD, AVX-512, 富岳など)
まとめ
時間も場所も拘束が少なく,色々と自由に生活を調整できると思います.
そのために油断すると研究を怠けてしまいます.
自分を律して研究・アルバイト・就職活動・恋愛などで調整を行い,バランスよく生活してください.
2023年度メンバー
修士1年生
学部4年生(2期生)
- 大沼 俊介
- 金子 優樹
- 倉持 拓馬
- 佐々木 勇太朗
- 坂井 祐太
- 清水 聡
- 西窪 壱華
- 忽必 特
- 牧 悠斗
- 松岡 秀樹
- 宮尾 祐生
2022年度メンバー
学部4年生(1期生)
- 小幡 優人
- 高橋 宗久
- 竹田 悠汰
- 田仲 飛翔
- 布施 太陽
- 福田 悠貴